NASにおけるCiA3ご利用上の注意
はじめにお読みください
Ci‐Audit for File Server 3(以下 CiA3)を NAS 製品でご利用いただくにあたり次の点にご注意ください。
ログビューアのインストール制約
OS のラインセンス制約により、CiA ログビューアは Windows Storage Server にはインストールできません。
他の端末にインストールしてご利用ください。
Microsoft SQL Server ご利用上の注意
Windows Storage Server での SQL Server の稼働は確認されておりますが、
ベンダー提示の要件として推奨されていません。
CiA3 監査サーバの導入にあたりシステム構成は利用環境においてご判断ください。
データ保存先の指定について
CiA3 において、各種データの保存先はデータドライブ(システムドライブ以外)を指定ください。
システムの稼働に影響を及ぼす可能性がありますので、システムドライブ(C:)配下はデータ格納先として使用しないでください。
具体的には以下設定においてデータドライブをご指定ください。
- データベースのデータファイルの配置先
- (CiA DbCreator 画面) ※新規構築時に指定
- テンポラリログ保存パス
- (エージェント設定画面)
- ログ作成用データ保存パス
- (監査サーバ設定画面)
- CSV 出力先
- (監査サーバ設定画面)
- バックアップファイル出力先
- (監査サーバ設定画面)
- ログバックアップツール使用時:バックアップ出力先
- (ログバックアップツール画面)
※各設定の説明はインストールマニュアルおよびログビューアリファレンスマニュアルを参照ください。
監査対象フォルダの指定について
エージェント設定画面において監査対象フォルダの設定は、“共有フォルダ単位”で指定してください。
監査対象フォルダにドライブ全体(C:や D:等)を指定した場合、OS 挙動によりシステムファイルや
隠しフォルダの更新ログなどが記録され、ログ数の大幅な増加につながります。
データサイズおよびパフォーマンスに影響を及ぼす恐れがありますので、
監査対象としてドライブ全体指定は行わないようお願いします。