CSV出力オプションの利用方法を教えてください。
回答
このオプションは、CiAの取得ログを所定フォルダにCSVファイルとして自動出力させる場合に利用します。
初期では無効(チェック無し)になっています。
オプションを有効にした場合のふるまいは以下のようになります。
・出力先に指定したフォルダに、時間単位でCSVファイルが生成されます(1時間 1ファイル)。
ファイル名は“yyyymmddhh.csv”となります。
・ログは随時、該当時間帯のCSVファイルに追記されます。
利用に関しては以下を参照ください。
●利用方法
1. Windowsスタートメニュー内のプログラムから、[Ci-Audit for File Server]-[メンテナンス]-[監査サーバ設定]を開く。
2. [ログ受信設定]欄の[詳細]をクリック。
3.CSV出力オプションを有効(チェック)にします。
≪CSV出力先初期値≫
・WindowServer2008R2/2008(32/64bit)の場合 ->
C:\Program Data\Cybernet Systems\Ci-Audit\autocsv
●補足情報
1)CSV出力内容
CSVファイルに出力される内容は以下の11項目となります。
※CSV出力ファイルに項目名は入りません。
1. LOG_DT (ログ日時)
2. OBJECT_PATH (オブジェクトパス)
3. ACCESS_TYPE (アクセス種別)
≪コード≫ 1 : 管理者による操作
2 : リモート
3 : システムログ
4. DOMAIN_NAME (ドメイン名)
5. COMPUTER_NAME(コンピュータ名)
6. OBJECT_TYPE (オブジェクト種別)
≪コード≫ 1 : ファイル
2 : フォルダ
7. LOGIN_ACCOUNT_NAME (ログインアカウント名)
8. OPE_DOMAIN_NAME (操作元ドメイン名)
9. OPE_COMPUTER_NAME (操作元コンピュータ名)
10. OPE_IP_ADDRESS (操作元IPアドレス)
11. OPE_DETAIL (操作内容)
≪コード≫ 1 : 作成
2 : 読込
3 : 更新
4 : 削除
5 : リネーム
8 : 属性変更
10 : アクセス権変更
11 : 所有者変更
13 : アクセス違反
16 : 移動先
17 : 移動元
18 : 共有開始
19 : 共有解除
※仕様上、コピー操作は作成/読込と同様になります。(コピー先=1、コピー元=2)
2)出力項目の変更(非出力)
出力する必要がない項目を非出力にするには、設定ファイル「CiACsvAutoOutput.conf」をテキストエディタで編集します。
この設定ファイルはCiAインストールフォルダに置かれています。
≪CiAインストールフォルダ初期値≫
・WindowServer2008R2/2008(64bit)の場合 ->
C:\Program Files (x86)\Cybernet Systems\Ci-Audit for File Server
出力の必要ない項目の行頭に「--」を付記(コメントアウト)することで、出力されないように設定できます。
※出力項目を上記11項目以外へ変更することや、増やすことはできません。
以上、宜しくお願い致します。