CiAのログで「アクセス違反」と表示されるのはどういう場合ですか。どういった操作時に記録されますか。
回答
CiAで「アクセス違反」ステータスは、OSが取得したWindowsイベントログ（セキュリティログ）において、オブジェクトアクセスで「失敗の監査」が上げられた場合に、「アクセス違反」としてCiA上に反映表示しています。
具体的には“アクセス権が無いファイルにアクセスしようとして拒否された場合”が該当します。
尚、ファイルアクセスするアプリケーションの作りや処理タイミング等によって一概に言えないためこちらは参考までとなりますが、単純なファイル権限違反以外でも、OSが失敗の監査ログを上げるケースがあるようです。
（通常ファイル操作では内部的に複数回のアクセスを生じる場合がありますが、その処理中において一時的なファイルロック状態になっているタイミングでアプリケーションがアクセスを要求した場合などに同ログが上がることが判っています。）
※CiAとしては、Windowsイベントログに上げられた情報のみでは原因を機械的に判断することはできないため、そのまま全て「アクセス違反」として反映表示する仕様になっています。
その為このケースに該当しそうな場合は必要に応じて、ログ内容や前後のログなどから人為的なアクセス違反かご判断頂けますようお願い致します。
